- iketomoyoga
あと一か月
3月に共同主催でイベントをする予定だった人に言われて、イベント2週間前位に、私主催のイベントをやることになった。
私が主催だと人が来ないだろう・・・という不安を抱えたまま「イケトモちゃん祭り」なんて自分の名前をイベント名に付けて、橋爪大輔さんの唄を聴いて、スプーン曲げをして、みんなで盆ダンスをするという自分が満足するだけの内容のイベントが開催された。
当日は楽しく時間が過ぎたけど、自分の中ではやり切った感がなかった。
当日中も「これで大丈夫かな」という不安が大きくて、来てくれた人を「もてなす」という心配りまで気が回らなかった。
自分の中では、ぶすぶすとやり切ってない気持ちがくすぶり続けていた。
ある日、「どうやっても負ける戦いをしてみたらどう?」という言葉を言われた。
負けるならやりません。
と思ったけど、パッと頭に浮かんだのは3月のイベントのリベンジ。
そして、熊本のカフェクラダケの店内の様子。
あそこでもう一回やりたい。
イケトモちゃん祭りをもう一度、わたしなりのおもてなしでやろうと決めた。
マルシェやパフォーマーさんへの投げ銭に使ってもらえるようにtommymoneyという仮想通貨をチケットからキャッシュバックして、相手を称える気持ちとエネルギーの循環を生み出したいというのが私なりの「おもてなし」。
開催日は11月26日。
私の52歳の誕生日の翌日だ。
イベントタイトルは「イケトモちゃん祭り」。
祭りと言ってみんなに来てもらって、誕生日も祝ってもらおうというそんな下心もある。
やりたいのはモビールのワークショップ
マルシェ
パフォーマンス。 モビールのワークショップをやるのは、大好きなモビールを作る楽しさをみんなにも味わってもらいたいのと、モビールを作る過程はヨガや盆ダンスと同じような「瞑想」的な感じを味わってもらいたいからだ。集中する事で余計な思考や感情が外れて終わった後にすごくスッキリする。
みんな同じ条件で参加してほしかったからメインゲストを呼ぶ事は手放した。
みんなが主役でみんなで作り上げる場にしようと思った。
なので、マルシェやパフォーマンスに出てくれる人とは、ひとりひとり「文殊の知恵会議」という会議を開いて、マルシェなら売上が上がるにはどうしたらいいか?
パフォーマンスなら、個人パフォーマンスだけじゃなくて、コラボをして全体の繫がりを感じられるステージを提案したりした。
私ひとりでできない事は、熊本にいる仲間におねがいして、一緒に会議に参加してもらったり考えを聴いてもらって、思考の整理を手伝ってもらって、たくさんたくさん支えてもらった。
打合せが続いて、頭がクラクラした日もあったけど、ここから残り1か月は、頻繁にライブ配信をして、マルシェ・パフォーマンスだけではなくて見に来てくれる人の紹介もしていこうと思っている。
見に来てくれる人は、盛り上げ隊の隊員。
盛り上げ隊も主役だと思ってるから。
集客の為というより、祭りを楽しむぞ!盛り上げるぞ!と参加表明をしてきてくれた人達の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい。
祭りの内容だけじゃなくて、この人達がいるからその場に参加したいなって思ってくれる人を募りたい。
今の私にできる事全部やったら、3月のぶすぶすくすぶっている私はきっと熊本でいなくなっているだろう。
ひとつ心残りは、
「どうやっても負ける戦いに挑んだらどう?」という刺激をくれた大ちゃんにも祭りを見に来てほしかった、という事。それは、みんなと創り上げたものを先生に見に来て見届けて欲しいという、生徒の気持ちのようなもの。
でも、大ちゃんの11月のスケジュールに11月26日に大阪でのライブの予定が書かれていて、ああ、本当に熊本には来ないんだ・・・と悲しくもあり悔しくもあった。 「やっぱり呼びたいな」という気持ちも芽生えたけれど、
『みんな同じ条件で参加する』という、一番初めに掲げたコンセプトとずれてしまう。
この祭りをするならこうしたい!という想いに賛同して参加してくれた人達と ブレずにやりきりたい!と改めて思った「イケトモちゃん祭り」一か月前の10月26日の朝。
全力でやり切る姿を見ていて下さいね。