- iketomoyoga
サライでゴール
5か月準備に走り続けた「イケトモちゃん祭り」が11月26日に無事終了しました。
このイベントをやろうと決意した時に思った事は
*やるからには黒字で終わらせる
*みんな同じ条件で参加する
*参加してくれる一人一人ときちんと向き合う
*自分の気持ちに忠実に
*発信を丁寧に行う
去年から何度か講座やイベント開催を経験して、収支をどう黒字化するか?はいつも頭を悩ませる問題でした。
家計費と一緒で売上に対して経費を抑えれば、黒字化しやすくなります。
今回は熊本で、しかも市内から離れた場所での開催。誰かメインゲストを呼ぶとしたら、宿泊交通費でベースの経費がかなりかかります。みんな同じ条件でやりたいという考えもあったので、メインゲストを呼ぶのはやめました。
その分みんなを主役に、みんなが輝くイベントにしようと思いました。
みんな同じ条件で参加してもらうけれど、交通費・宿泊費の足しになるような売上を作れるイベントにしたい。マルシェ出店する人もパフォーマンス出演する人も売上を上げるにはどうしたら・・・と思った時に、橋爪大輔さんという方が以前行っていた「暇人感謝祭」というイベントのやり方が思い浮かびました。
マルシェやパフォーマンスに対して、チケットに含まれる「ヒマネー」という通貨を支払って豊かさの循環を行うやり方です。私は暇人感謝祭には参加していなかったので、当時の事を知っている人にリサーチをして、イケトモちゃん祭りにも取り入れました。
「tommymoney」という仮想通貨を作り、マルシェの支払いだけではなくて、パフォーマンスでのおひねりにも使ってもらうようにする。
ひとりが出すおひねりが少額でも、人数が増えればそれだけ金額が集まります。
でもそれは強制にしたくなかったので、メッセージカードも用意して気持ちのやり取りができるようにしました。
このメッセージカードは、パフォーマ―の方に好評でした。

Tommy money こういうチケット関係はすべて自分でデザインしました。
小物作りも楽しかったです。

参加者の方には、Tommy moneyとランチチケット、パフォーマーさんへのおひねり用ポチ袋&メッセージカードをセットにして渡しました。
メッセージカードを受け取ったパフォーマーさんから
*家で何度もメッセージを読み返してるよ! *メッセージに書かれていた事で自分の違う一面に気づけた
*メッセージカードは宝物だよ
と言ってもらえました。
告知を丁寧に行いたい。と思って
ランディングページを作り、発信していく過程を随時更新していきました。
それは、何かイベントをしたい。と思っている人の参考になったらいいな、という想いがあったからです。
段階を踏みながら発信する結果、どんな事が巻き起こるか?という過程も知ってもらえたらイベントの企画もしやすいかなと思って、時間をかけて丁寧に発信を重ねてきました。
集客的には、早い段階で人数がまとまり、大体の売り上げ予測がたちました。
黒字にできそうだけど、もう少し土台を固めたい・・・。
イケトモちゃん祭りでは自分のパフォーマンスとして、BONDANCEを行う予定でした。
当日いきなり踊るより、事前練習があった方が踊る楽しみをもっと持ってもらえるだろう…。
ミラーボールを当日の演出に使いたかったので、参加費を頂く練習会を何回か開いて、そのお金で買おうと思いました。
練習会は、イケトモちゃん祭りに参加する人以外の方にも参加して頂き、ミラーボールも安いものを見つけたので、余剰分は経費に回すことが出来ました。
イケトモちゃん祭りではモビールのワークショップも行いました。
そのモチーフのデザインはアーストレータ―のWANOGAKIちゃんにお願いしました。私が彼女の絵のファンだったからです。
こんな感じで描いて欲しい。
というリクエストに応えて、とてもカワイイロゴとキャラクターの絵を描いてくれました。
彼女へのデザイン料は、「私の知っているSNS活用を彼女に教える」という労働の交換でお願いしていました。でも、あまりにも可愛いロゴを形に残したい!そしてそれを販売した利益で彼女にデザイン料を払いたい!と思いたち、SUZURIというオリジナルグッズを作れるサイトで、Tシャツなどを作って販売しました。
SUZURIで販売したグッズは、たくさんの方に購入して頂き、目標としていたデザイン料の金額も達成して、この余剰分も経費に回すことができました。

チケット代以外の収入があったおかげで、最終的な収支は、私の熊本での滞在費を経費に入れても黒字にする事が出来ました。
黒字は目標のひとつだったので、とても嬉しかったです。
去年からイベントのお手伝いをする経験を何回かさせて頂き、その時にいつも感じていた事は、ステージに出る人だけが特別ではなくて、スタッフも参加者も同じように扱われたい。という事でした。
なので、自分のイベントではみんなが同じ条件で参加してもらいたい。
ひとりひとりとちゃんと向き合い、連絡もおざなりにせず丁寧に行う。を心がけました。
このイベントのテーマが「ADVENTURE」挑戦だったので、みんなの挑戦する気持ちに寄り添って後押しが出来るように「文殊の知恵会議」という個別会議で、マルシェやパフォーマンスの内容を聞き、どうしたらもっとよくなるか?をサポートに入ってくれた熊本在住のマサちゃんと三人で話し合いました。
マルシェ出店の方には、展示や販売方法について、パフォーマンスの方にはコラボの提案などなど・・。
この「文殊の知恵」を行った結果、当日がより盛り上がる結果につながったように思います。
主催の私+サポートのマサちゃんというスタイルは、意見の風通しがすごく良くて、物事がスムーズに進んでいきました。マサちゃんには5か月間並走してもらって、たくさん助けてもらいました。とても感謝しています。
5か月の準備期間中、コロナに罹患して、SNS発信を一時期おやすみしていました。
それまでは、情報を取り続けないと繋がり続けられない、発信をし続けなければSNS上での自分の存在はなくなってしまう・・・と依存気味でした。
でも、発信をおやすみしていても、繋がりは切れないし、必要な情報はきちんと入ってくる。
そして、発信をしていなくても自分の日常は何も変わらない。という事がよくわかりました。
まずは自分に集中する。
迷った時には楽しい方を選ぶ。
それを続ける事で、自分の中の軸も、イベントの軸も太くなりブレなくなりました。
周りと比べることなく、楽しんで準備をすることが出来て、楽しい気持ちのまま当日を迎える事が出来ました。
楽しい気持ちは、参加してくれる皆さんもそれぞれに感じていたようで、祭り当日はみんなの笑顔と笑い声が絶える事がありませんでした。(どんな1日だったかは動画を見てみて下さいね)
イケトモ祭りの最後の最後、サライの曲がかかる中、参加してくれたみんなと握手したり、ハグしたりしながらゴールテープを切る事が出来ました。大きなトラブルもなく、思うようにいかなくてイライラする事もなく、ずーっとずーっと楽しかったです。楽しすぎて泣く暇もありませんでした。
全てが終わって、この記録を動画に残したい!動画作成にも初挑戦!
「イケトモちゃん祭りの1日」編、
そして翌日の
「おとなのえんそく」編で、
イケトモちゃん祭りを動画で楽しんで下さいね。
そして、応援してくれた皆さんに感謝の気持ちを込めて感謝祭(絵をクリックすると感謝祭のページに飛びます)も行っています。
おうちにモビールを飾ろう!運動実施中です♡
振り返ってみると、去年から学んでいたSNS発信がすべてこのイケトモ祭りに集約されたと思います。そして、SNS発信を学んだ橋爪大輔さんから言われた
「どうやっても失敗する挑戦をしてみたら?」
というこの言葉がなかったら、「イケトモちゃん祭り」のリベンジに挑戦しよう!と思わなかったので、聞き流さずに、挑戦する事を選んで良かったなと思います。
最後に、準備に集中して家事がおろそかになっても、やりたい事が出来たら鉄砲玉のように飛び出していく私を、あきれながらも見守ってくれた夫に感謝しています。
ありがとうございました。
イケトモ祭り感謝祭は16日までありますが
5か月走り続けた私の挑戦物語は、このブログで完結します。
ランディングページは12月中は見られるようにしておきますので、このブログを読んで「イケトモちゃん祭り」って何?って思われた方は、私の挑戦物語を見てみて下さいね。